2020-03-13

臨機応変な対応で製作を支援
地域でドラマ・映画製作を支える人インタビュー

話す人

  • 名古屋クラウンホテル 企画広報課
    川上 浩司さん

映画撮影を裏で支える存在といえば、大勢の制作スタッフが宿泊する現地ホテルもそのひとつ。「都心の天然温泉」「愛知県第一位の朝ごはん(※)」で知られる『名古屋クラウンホテル』は、撮影隊御用達の宿として多くの映画制作者たちから厚い信頼を集めています。
※楽天トラベル朝ごはんフェスティバル(R)2018年・2019年

名古屋の盛り上げに一役買いたい

―今や「名古屋の撮影にクラウンホテルあり」と言われるほど、多くの映画関係者に利用されていますね。そのきっかけはいつごろでしょうか。

川上さん: こちらで撮影隊の受け入れをさせていただいたのが、数年前になるでしょうか。名古屋観光コンベンションビューローからの紹介で、利用していただいたのが最初になります。当時は映画撮影をする方々の事情についてわからないことばかりでしたが、ご協力させていただくことによって、少しでも名古屋が盛り上がればいいなという思いがありました。

撮影隊の宿泊所として選ばれる理由

―名古屋クラウンホテルが、撮影隊の宿泊所として選ばれるのはなぜでしょうか。

(1)本格的な天然温泉が24時間利用できる!

川上さん: まず皆さんに喜ばれるのは、天然温泉がほぼ24時間利用できるということですね(清掃時間を除く)。天然温泉を備えているビジネスホテル自体が少ないうえに、その中でもほぼ24時間入浴できる施設というのは、かなり珍しいのではないでしょうか。

撮影隊の皆さんは、いつ寝ているんだろうと不思議に思うほど、夜遅く戻り朝早く出るので、私どもの温泉が、宿泊中の楽しみとなっていると聞くと、ホッとしますね。


(2)シングルルームが多い!

そして、シングルルームが多いというのも喜ばれるポイントです。制作さんの話によると、撮影隊は大所帯のため、宿泊施設によっては相部屋になることもあるそうですが、私どもではシングルですと全430室ありますので、すべての撮影隊の方々に個室をご用意できるのではないかと思います。「ホテルに戻ったときぐらい、プライベートな時間を過ごしたい」というご要望に応えることができます。

(3)臨機応変に対応できる!

撮影中は、コピーやFAXの利用、荷物預かり、大量のゴミ捨てなど、様々な雑務が発生します。それらに対して、例えば機材室や衣装室、荷物預かりのために会議室をお貸ししたり、大量の荷物に対して正しく手元に届くよう、タグメモをつけるなど、皆さんの仕事がスムーズとなるよう細やかな心遣いを大切にしています。

もともと私どもは団体利用の多いホテルのため、大人数の受け入れ体制が整っております。さらに撮影隊の場合は、特に日々状況が変わりやすいので、どんな場合も臨機応変に動けるよう心がけています。


(4)動線よく、スムーズに移動できる立地

私どものホテルにはスイートルームがないため、役者さんは「名古屋観光ホテル」「ヒルトンホテル」に宿泊されます。制作さんは毎朝、役者さんをピックアップして撮影地へ移動するのですが、ホテル同士が近いので動線よく、スムーズに移動できるそうです。暗いうちから出発されることが多いので、朝食はフロントの横にテーブルを置いて弁当をセットしておりますが、いつか自慢の「愛知県第一位の朝ごはん」をゆっくりと食べていただきたいですね。

真剣に作品に取り組む人たちを応援したい

―上記以外のホテルの自慢と、スタッフの皆さんが心がけていることは何でしょうか。

川上さん: 若いスタッフが多く、非常にチームワークが良いというのが自慢です。コミュニケーションがうまくいくということは、情報共有しやすい環境ということですから、お客様にもより快適に過ごしていただくことができます。

そして、撮影隊の皆さんだけでなくお客様すべてに共通する話ですが、朝の挨拶を大切にしようと心がけています。やはり朝、元気で明るい挨拶で送り出されると、気持ちも上向きますから。一瞬のふれあいだからこそ、気持ちよく出発していただけるよう、最高の挨拶に努めております。

―撮影隊の方々は長期の宿泊になりますし、非常にハードワークですから、ホテルスタッフの方から家族のように迎えてくださると、癒されるでしょうね。近頃名古屋の撮影が増えたのは、こういう便利さや快適性もひとつの理由かも…?

川上さん: 確かに多くの制作の方から、名古屋は撮影しやすい土地だと聞きますね。「アウトレイジ」シリーズでは、続けてご利用いただきましたし、制作さんの横のつながりで利用していただくケースも増え、今では年に2、3回の利用があります。

駐車場に、パトカーや護送車などの劇用車を停めた時は、一般のお客様やスタッフを驚かせてしまったり、役者さんが行方不明と聞いて館内を探し回ったら温泉でのんびりされていたりとか、毎回様々なことがありますが、一生懸命に作品に取り組む方々を応援できることが、私たちの幸せです。作品が公開を迎えると、親しくさせていただいた皆さんの顔を思い出し、とてもうれしく思います。

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